一人ひとりに寄り添う医療を
先代の父、五十嵐博和が「いがらし内科医院」を開業したのは1968年4月です。当時、葛西地区には医療機関は2軒程しかなく、保険診療を行なっていたところはありませんでした。
いがらし内科医院は葛西地区で最初に保険診療を開始したクリニックです。私は1983年6月から1992年12月まで母校の杏林大学医学部第3内科で消化器内科を専門に診療を行っておりました。医局時代にはピロリ菌の研究で医学博士の学位も取得いたしました。1993年1月に大学の医局を退職し、いがらし内科医院の副院長に就任しました。就任2年後には現在の建物が新築されました。当院の1階は診察室、待合室、受付、薬局があります。2階はX線検査室、内視鏡・超音波検査室、スタッフ休憩室、倉庫があります。当院にはエレベーターが完備されており、また外階段も備えてあります。建物の西隣には車2台分の駐車スペースがあります。また、当院は葛西地区のクリニックで最初に電子カルテを導入しペーパーレス化いたしました。
当院はコロナ禍当初より発熱外来をやっており、発熱患者さんは外階段から2階の検査室に直接入ってもらい新型コロナウイルスのP C R検査や抗原検査を行なっております。またお車で来院された患者さんは駐車場を利用しドライブスルー方式で診療を行います。当院は完全なゾーニングが可能ですので、江戸川保健所から紹介された患者さんも来院されました。更に当院では早くからラゲブリオやゾコーバ等の新型コロナウイルス治療薬の処方を行っております。また、当院は今では珍しく『院内処方』が原則ですので、新型コロナウイルスの患者さんも態々調剤薬局に行くことなく、当院で治療薬を受け取ることができます。